NTTドコモは27日、法人向けの携帯管理サービス「ビジネスmoperaあんしんマネージャー」のスマートフォン向け機能を7月1日より拡充すると発表した。従来からある遠隔でのロック、端末初期化などにくわえて、新たにカメラ機能の利用制限や、業務アプリケーションの遠隔インストール機能などを追加する。

管理者が契約端末のセキュリティ設定を一括で管理できる

ビジネスmoperaあんしんマネージャーは、法人契約する携帯電話を遠隔で一元管理できるサービス。同サービスは、一括請求の代表番号に対する契約となり、料金は、基本料1,050円と携帯電話1回線あたりの基本使用料とパケット通信料等がかかる。今回追加する機能は、オプションの「遠隔カスタマイズ(スマートフォン)」に含まれる機能で、月額525円かかる(契約回線数に応じて変動)。

今回拡充される主な機能は、以下の4つ。カメラ/ワンセグ/テザリングなどを制限する「デバイス利用制限」、指定したアプリのインストールを制限する「インストール制限」、業務アプリを遠隔インストール、不要なアプリを遠隔削除/利用制限する「アプリ管理」、指定したWi-Fiアクセスポイントの設定/利用制限が可能な「遠隔設定」を追加する。

本サービスの対応機種は、2012年冬モデル以降のドコモスマートフォン/タブレット。