JRグループは7日、「青春18きっぷ」(夏季用)の発売について発表した。発売期間は7月1日から8月31日まで、利用期間は7月20日から9月10日までとなる。
今回発売される同きっぷも、JR線の快速・普通列車の普通車自由席をはじめ、BRT(バス高速輸送システム)およびJR西日本宮島フェリーに乗降り自由となる。
特例として、奥羽本線新青森~青森間、石勝線新夕張~新得間、津軽海峡線蟹田~木古内間では、該当する区間内で利用する場合のみ、特急・急行列車の普通車自由席に乗車できる。ただし区間外にまたがって乗車した場合、特急券または急行券に加え、乗車した全区間の乗車券も必要に。なお、宮崎~宮崎空港間も区間内に限り、特急列車の自由席に乗車可能だ。
JR以外の路線は原則として利用不可だが、青い森鉄道線はJR在来線と接続する青森駅・野辺地駅・八戸駅で乗降する場合に限り、乗車可能となる。これら3駅以外で下車した場合は、所定の運賃を支払わなければならない。
「青春18きっぷ」は1枚のきっぷで5回分まで使用可能。1人で5日間連続の旅行や、5回に分けての日帰り旅行、5人グループによる日帰り旅行(グループ利用の場合は同一行程での使用に限られる)などに使用することも可能だ。全国のJRのおもな駅、JRの旅行センターやおもな旅行会社で発売され、価格は1万1,500円(おとな・こども同額)となる。