JR東日本は6月4日、タブレット端末を用いた遠隔手話通訳サービスを、山手線内のインフォメーションセンターや総合案内カウンター、JR東京総合病院に試験的に導入すると発表した。

同サービスはiPadのテレビ電話機能を活用したもので、手話によるコミュニケーションを希望する利用者に対して、案内スタッフがまずiPadをコールセンターに接続する。そして利用者が画面に向かって手話で質問すると、オペレーターが質問内容を案内スタッフに説明し、案内スタッフから回答を受け取って利用者に伝えるという。

サービスの利用イメージ

同サービスでは、手話事業を手がけるシュアールがアールシステムと提携して提供する「テルテルコンシェルジュ」の手話通訳を利用するとのこと。また、手話のほか英語 / 中国語 / 韓国語と日本語との遠隔通訳にも対応する。

サービスの試行導入期間は2013年6月17日から2014年3月31日までの予定。

試行導入箇所