日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、福岡県警察本部サイバー犯罪対策課と朝倉警察署、うきは警察署が5月28日に、ファイル共有ソフト「WinMX」を使用して著作物を違法に送信可能としていた著作権違反の容疑で3名を逮捕、2名を任意送致したことを明らかにした。

JIMCAの発表によると、逮捕された3名のうち、鹿児島県の男性(52歳)と岡山県の男性(43歳)は、米国映画協会(MPAA)に加盟する大手映画会社の映画を違法に送信可能化した著作権法違反容疑で逮捕され、2人は容疑を認めているという。

JIMCAでは、WinMXやWinny、Shareなどといったファイル共有ソフトを使用した違法アップロードについて取締りを福岡県警サイバー犯罪対策課に要請しており、WinMXを使った洋画作品の違法アップロードの逮捕者は全国で初めての例となるとしている。