 |
合コンでは、運命の出会いが待っていることもあれば、とんでもない人が待ち受けていることもあります。今回は、合コン好きな女子4名に集まっていただき、合コンで出会った「ありえない」人々について語り合ってもらいました。
○合コン好き女子の皆さん
カナミ(24)…大手出版社勤務。毎晩六本木に繰り出すバイリンガル。
ミユ(22)…女子大生。見た目も話し方も山口もえ似だが、気は強い。
アサカ(25)…某航空会社勤務。エアロビインストラクターの資格を持つ。
メグ(29)…主婦。玉のこし婚を遂げたが、かつては合コンクィーンだった。
ガチであり得ない合コンの数々
──忘れられない印象的な合コンはありますか? みなさんの「ありえない」経験を教えてください。
アサカ「あります! 男性側が全員既婚者でした」
カナミ「それじゃ、合コンの意味がないよね。私の場合、日本語ペラペラのオーストラリア人がセッティングしてくれた合コンに行ったら、彼以外みんな日本語しゃべれないの。女子で英語が話せるのは私だけだったから、終始コミュニケーションとれず(笑)」
メグ「それは困る(笑)。私は、知り合ったばかりの男性が誘ってくれた合コンがありえなかった。
相性占いアプリとかやって盛り上がったところまでは良かったんだけど、突然タブレットのセールス会が始まったの!『この値段じゃなかなか買えないよ』とか言って。もちろん一次会で即解散」
ミユ「最後までいたくないですね…。私のありえない合コンは、男子側の幹事の店選び。『いい店、知ってるから』って言うので期待していたのに、連れて行かれたのはチェーン系居酒屋のカラオケ付き個室だったんです。しかも、『飲み放題だし、歌い放題なんだぜ!』ってドヤ顔されました」
一次会からカラオケはキツいですね(笑)。
「何コイツ?」女子が仰天する男子たち
──今まで合コンで出会った男性の中で、一番驚いたことは?
メグ「新宿の高層ビルの最上階にあるレストランでの合コンだったんだけど、乾杯直後に脱ぎ始めた男がいて。ほかの男たちも『まだ早いだろ～』とか言っていきなり大騒ぎ。そういう問題じゃないのに……。
もちろん、お店の人が注意しに飛んできた。すると、脱いだ男が『責任者を呼べ!』と逆ギレ。あんなに恥ずかしい思いをした合コンはなかったね」
ミユ「うわぁ～私なら絶対すぐ帰ります……」
カナミ「某大手商社マンたちと合コンしたとき、『手相見てあげる』とか言って女の子の手をベタベタ触る男がいてさ。でも、その占い内容がテレビ番組の受け売りだったのよ。
別の女の子がそれを指摘したら、急に悲しそうな顔をして退席しちゃった。心配して見に行ったら、泣きながらお母さんに電話してんの!」
アサカ「マザコンすぎる…。私は、不動産屋の社長さんたちと合コンしたことがあるんですけど、どれだけ稼いでいるか自慢しまくり。
そのくせ、支払いのときに幹事が『男性5,000円、女性3,000円』って言ったらブチキレた! 『同じくらい飲んだんだから、同額だろ!』って、女子全員ドン引き……」
すぐキレたり泣いたりする男性は、女性陣にはすこぶる不評のようですね。
「何この女?」女子がムカつく女子たち
──男性だけではなく、合コンでビックリした女子はいませんでしたか?
ミユ「同じゼミの後輩を合コンに誘ったんです。おしとやかでかわいい女の子。
でも、途中で何度も席を立つので、具合でも悪いのかと心配で見に行ったら、外でタバコ吸いながらケータイで次の合コンの手配をしていて。ふだんの顔は作り物だったんですよ」
アサカ「いるね。私の同僚は、男性のグラスが空いたらすぐお酒を足すくせに、女子のグラスは無視。毎度のことだから、慣れたけど(笑)」
カナミ「いるいる。私の同僚にも、合コンになると目つきが"壇蜜"になる子が。トロ～ンと上目遣いなの(笑)。ふだんの顔を知ってるから、吹きそうになる」
メグ「知り合いの女の子がホームパーティー式で合コンしようということで、みんなでその子の家に行ったのね。そうしたら、出てきたのがカクテル系の缶チューハイとか、ポッキーとかチョコとか甘い系ばかり。『私、甘いの好きなんですぅ～』とかいって。
ある男子が『お菓子以外はないの?』って言ったら、切ったというよりつぶれたようなトマトを出してきて、『お料理ニガテでぇ～』だって。でも、ちゃっかり会費3,000円とられた」
アサカ「それ、何代?」
メグ「場代かな(笑)。しかも、私見ちゃったんだ。ベランダに吸いがら山盛りの灰皿があるの。こういう系の子って、必ずどこかでシッポ出すよね」
合コンは楽しくやりたいもの。あなたの周りに、このような人たちがいないことを願っています。
(OFFICE-SANGA 百田カンナ)
