ポリコムジャパンは5月14日、ソフトウェアベースのMCU(多地点接続装置)「Polycom RealPresence Collaboration Server 800s, Virtual Edition」と、ファイアウォール内外にいるユーザーがセキュアにビデオ会議を行うことができるファイアウォールトラバーサルを強化した「Polycom RealPresence Access Director」の2製品を日本市場向けに提供開始したと発表した。

「Polycom RealPresence Collaboration Server 800s, Virtual Edition」は、 X86サーバで使用できるマルチプロトコル対応の統合ソフトウェアベースのMCUで、ゲートウェイの購入やライセンス料などの追加コストなしで、ビデオ会議システムの接続が可能。多地点接続時に可能なHDビデオ会議の容量が既存製品の最大3倍になっているほか、RealPresenceプラットフォームとの連携により、管理、通話制御、多地点接続サーバの仮想化、ファイアウォールトラバーサル、レコーディング機能などを実現する。

「Polycom RealPresence Access Director」は、ファイアウォール内外にいるユーザーが、組織内のユーザーとセキュアにビデオ会議を行えるようにするファイアウォール トラバーサル ソリューション。SIPおよびH.323対応の企業間(B2B)接続やゲストユーザー端末からの接続をサポートし、追加のクライアントハードウェアまたはソフトウェアなしで、最大1000台のビデオ会議端末を同時にサポートする。