OpenNebula Projectは5月8日(米国時間)、OpenNebulaの最新版となる「OpenNebula 4.0」(開発コード:Eagle)を公開した。OpenNebulaは、クラウド基盤やエンタープライズ向けのデーターセンタの構築および管理が行えるオープンソースソリューションを提供するプロジェクト。2008年以来、定期的に成果物をリリースしている。

OpenNebula is the open-source industry standard for data center virtualization.

OpenNebula 4.0は4つ目のメジャーアップグレードバージョンにして、7年間に渡る開発の成果物。すべてオープンソースソフトウェアで構成されており、エンタープライズクラウドや仮想化されたデータセンターの構築および運用に関してエンタープライスクラスの機能と性能を実現している。コミュニティからのフィードバックやFermiLab、NASA、ESA、SARA、Blackberry、China Mobile、Dell、Cisco、Akamai、Telefonica O2など数々のベンダから提供されたコードがマージされている。

クラウドプラットフォームを構築するためのソフトウェアスタックは現在特に注目され開発が進められている分野。いくつか代表的なプロダクトがあり、OpenNebulaは代表的なクラウドソフトウェアのひとつ。