エレコムは、iPad miniとシステム手帳やノートパッドなどの紙製品を一緒に持ち歩くことができるケースや、手書きのメモをデジタル化できる用紙などの「xPAD」シリーズ計5製品を発売する。発売時期は5月中旬から。価格は各製品ともにオープン。

iPad miniとシステム手帳を収納可能な「TB-A12STRシリーズ」

「TB-A12STRシリーズ」付属のiPad mini用シェルカバー「TB-A12STRPVCR」

同シリーズの主力製品は、メモのデジタル化が可能な用紙を装着できるiPad miniケース。ソフトレザー素材でシステム手帳を収納できる「TB-A12STRシリーズ」は、内側にiPad miniを装着し、A5/6穴タイプのリフィルをファイリング可能。同シリーズに付属するiPad miniを装着するためのシェルカバー「TB-A12STRPVCR」は、システム手帳型のケースなしの単体でも発売される。そのほか、縦とじならびに横とじのA5サイズのノートパッドに対応するポリウレタン素材のケース「TB-A12STNシリーズ」も展開される。

iPad miniとノートパッドをセットで持ち歩ける「TB-A12STRシリーズ」

また、ケースに加えて、手書きの情報を取り込んでデジタル化するための用紙が2種類(A5/6穴のリフィル、A5サイズのノートパッド)用意されている。リフィルはケースに装着するほか、A5/6穴のシステム手帳であれば好みの物に装着して使うことが可能。どちらの用紙も、5mm間隔のドット、幅6.5mmの罫線、5mm方眼、無地の4種展開となっている。これらのリフィルやノートパッドに書き込んだ内容を、タブレット/スマートフォンの専用無料アプリで用紙の四隅に配置したマーカーを含めて撮影すると、用紙のゆがみを補正した上で保存できる。そのほか、振り分けマーカーによって、デジタル化したメモを自動分類し、4つのフォルダに分けて整理することも可能。取り込んだデータはメール送信のほか、Evernote、Dropboxなどのサービスへアップロードできる。この製品により、紙の使い心地を気に入っているクリエイターも、手書きのアイデアやスケッチをデジタルデータとして手軽に扱うことができそうだ。