ザ・スーツカンパニーは4月30日、「ビジネスマンの景気に関する実態調査」の調査結果を発表した。「日本の景気は回復していると思いますか?」という設問に対し、約6割のビジネスマンが「回復していると思う」と回答。同社の2013年スーツ売り上げも前年比115%で推移しており、好調だという。
回復していると思うと回答した約6割のビジネスマンのうち、「かなり回復していると思う」と回答した人は1%、「回復していると思う」は12.1%、「少し回復していると思う」が45.6%となっている。回答には「会社の実績が上がり、ミニボーナスが出た」(男性/48歳)、「仕事で動きが激しくなってきたから」(女性/37歳)など自分自身で実感したコメントもあった。一方で「景気が回復していると思わない」と回答したビジネスマンも41.3%いた。
また、「景気回復によって購入したい、または購入した商品は?」という設問では、1位が「車」(24.8%)、2位が「衣料品」(20.7%)、3位が「家電」(19.0%)となった。
同社の2013年1月1日~3月31日売り上げは前年比115%、販売数量も前年比110%となり、全店舗で7000着を売り上げたという。同社では購入したい商品の2位に「衣料品」が挙げられていることに触れ、スーツ売り上げにも「アベノミクス効果」による景気回復が表われているのではないだろうかとしている。
調査は「ビジネスマンに聞く 景気に関する調査」として、経営者/役員を含む会社員、全国の22歳以上の男女を対象に行われた。4月23日、24日の2日間、アンケート調査会社を経由して調査を実施し、有効回答数は206名。