アスコムは19日、『ずっと「安月給」の人の思考法』(木暮太一著、定価1300円+税)を発売する。
これからは、自分の給料を本気で考えて、それが減らないように、増えるように対応していかない人は、生き延びていくことが難しい時代。同書では、給料の構造をわかりやすく説明し、労働者としてこれから生き残るための、サバイバルのための知恵を説く。
同書によると、給料よりも大切なものは、「自己内利益」。「自己内利益」とは、入ってくるお金(給料)から、その収入を得るために費やした時間や体力的・精神的エネルギーの差額のこと。一人の人間として「自己内利益」を見つめなおした働き方、生き方をすべきだ、と著者は説いている。
同書では、「安月給の人」の8つの思考法を以下のように挙げている。
「社員食堂が安い!」と喜ぶ
「家族を大切にする会社です」にグッとくる
「年功序列は悪!」と考えている
「生産性が上がれば、給料も上がる」と期待している
「チャンスはいつまでもある」と思っている
就業規則を読んだことがない
「会社の経費で落ちるか」をいつも気にしている
「人は見かけが9割」を理解していない
アスコムでは、「今年社会人になった人たち、20~30代の不満を抱えながら仕事をしている人たち、転職を考えている人たちにぜひ読んでほしい1冊」としている。