4月27日、28日に千葉県・幕張メッセで開催されるニコニコ動画のあらゆるカテゴリを網羅したユーザー主体の超巨大フェスイベント「ニコニコ超会議2」の「超囲碁・超将棋ブース」に、阿部光瑠四段が登場することが決定した。
昨年もプロ棋士によるエキシビジョンマッチや指導対局を行い人気を集めた「超囲碁・超将棋ブース」だが、今年は現在開催中の「第二回 将棋電王戦」出場ソフトに女流棋士が挑戦する企画や、プロ将棋棋士とプロ囲碁棋士による夢の対決企画などが予定されている。
3月23日に行われた「第二回 将棋電王戦」第一局で、第22回コンピュータ将棋選手権で5位を記録したソフト「習甦」に勝利し、プロ棋士側にまず1勝をもたらせた阿部四段は、「超囲碁・超将棋ブース」の「将棋・電王戦スピンオフイベント みんなで電王戦出場ソフトに挑戦」に登場。女流棋士3人が合議制で将棋ソフトに挑むこの企画に、阿部四段は解説で出演、聞き手は竹部女流三段が務める。
「将棋vs囲碁 プロ棋士による7番勝負」と題したイベントでは、将棋界から中村太地六段、囲碁界から瀬戸大樹七段が出場し、競技の垣根を越えて7番勝負の頭脳戦を実施する。対決ゲームはオセロ、ジェンガ、ダイヤモンドゲームのほか、ニコニコ動画に投稿されて話題となった「将棋vs囲碁」夢の対決も行われるという。
また、囲碁では、毎回多彩なゲストが登場して囲碁の魅力をお伝えする「ニコニコ囲碁サークル」のスペシャル版の生放送を行い、藤澤一就八段、戸島花、ほか大物ゲストが出演する。将棋では、ネットでも人気のサトシンこと佐藤紳哉六段と大物ゲストによる公開対局を実施。解説は、若手棋士の中村太地六段が行い、聞き手は貞升女流初段が担当することが決定。
そのほか、囲碁・将棋それぞれのビギナーズ対局コーナーも設置。それぞれのコーナーにインストラクターをたて、囲碁は簡易囲碁「よんろのご」で勝利すると「ニコニ碁石ストラップ」が、将棋は「どうぶつ将棋」で勝利すると「ニコニ駒ストラップ」がプレゼントされる。また、将棋ではプロ棋士の卵である奨励会員による指導対局や、電王戦出場将棋ソフトとの対局もできるという。