At HP we don’t just believe in the power of technology.

HPは4月8日(米国時間)、新しいサーバシステム「HP Moonshot」を発表した。HP MoonshotはHP Moonshot 1500と呼ばれる筐体と、そこに搭載されるHP ProLiant Moonshotサーバカートリッジの組み合わせで提供されるシステム。HP Moonshot 1500は4.3Uの筐体で45個のサーバカートリッジを接続可能。今回の発表ではIntel Atom S1200プロセッサを搭載したサーバカートリッジが提供されており、筐体あたり45サーバ、ラックあたり450サーバを搭載できることになる。

HPは2013年後半、ほかのベンダからHP ProLiant Moonshotサーバの提供を受けるとしている。提供元のひとつになるとみられるCalxedaの説明によれば、Calxeda Quad-Server Moonshotサーバカートリッジには1カートリッジあたり4プロセッサ(4サーバ)が搭載されている。筐体あたり180プロセッサ(180サーバ)搭載され、ラックあたり1,800プロセッサ(1,800サーバ)が搭載可能になる。

HP Moonshotシステムはブレードサーバをさらに推し進めたようなシステムになっている。発表によれば従来のシステムと比較して消費電力を89%削減できるほか、スペースを80%削減、費用を77%削減できると説明がある。