女優・日南響子が主演を務める映画『桜姫』(6月29日公開)の最新映像が9日、公開され、日南が初めて挑んだ濡れ場や女優・麻美ゆまとの泥だらけのキャットファイトなど壮絶シーンの数々が明らかになった。
約90秒にまとめられた今回の映像は、撮影現場のメイキングにはじまり、19歳の女優・日南響子を中心に、出演者たちのさまざまな登場シーンとその表情が収められている。中盤では日南が「濡れ場とかいろいろあるので難しいっていうか不安です」と胸中を明かした直後、青木崇高との情熱的な濡れ場が流れ、麻美ゆまが「これから最低なシーンがはじまります」と語りかけると、日南との鬼気迫るキャットファイトがスタート。そのほかにも、でんでん、安田大サーカスのHIROとクロちゃん、野々村真といった個性派俳優たちの登場シーンも捉えている。
同作は歌舞伎の代表作「桜姫東文章」をベースに、主人公・桜姫の常識外れな恋愛模様を独創的な映像感覚と奇抜なアイデアで描いた作品。高家の娘・桜姫はある晩、盗賊の権助(青木崇高)に襲われてしまうが、そのことがきっかけで権助のことが忘れられなくなってしまう。権助と再会するために桜姫がとった手段は、身分を捨て遊女になること。一方の権助は盗んだ巻物のせいで殺し屋に追われるはめに。桜姫を死んだ恋人の生まれ変わりと信じる不死身の坊主・清玄(でんでん)が登場すると物語は思わぬ方向へと展開する。
(C)2013「桜姫」製作委員会