IEEE - Institute of Electrical and Electronics Engineers

400Gbps Ethernetの規格策定を進める作業グループ「400 Gb/s Ethernet Study Group」がIEEEのもとに発足した。グループは発足したばかり。100Gbps Ethernetの策定に4年ほどかかっていることから、400Gbps Ethernetも同程度の期間で策定が進められるものとみられる。

通信帯域の増大への要求は日々高まっており、より高速な通信インフラが必要とされている。ハイパフォーマンスコンピューティングや大規模データ処理などでは、ノード間を高速なネットワークで結線する必要があり、既存のネットワークインフラでは性能が追いつかないケースがある。400Gbps Ethernetはそうしたシーンでの採用が想定される。

400Gbps Ethernetの規格が次世代のEthernetとして普及するかどうかは、ハードウェアの製造にかかるコストなど、ほかの要因にも依存している。高速通信を実現する技術は他にも存在しており、どの技術が普及するか今後の展開が注目される。