JR東日本盛岡支社は26日より、陸前高田市内と大船渡市内で整備を進めていた大船渡線BRTの専用道の一部区間を供用開始する。今回供用開始となるのは、小友駅を通る第二小友交差点~新田交差点間(0.6km)と、田茂山交差点~盛駅間(0.7km)。

新しくなる盛駅(イメージ)

新しくなる盛駅構内略図

今回の延伸にともない、盛駅構内へのBRTの乗り入れが始まり、乗降場所も駅前広場から従来の駅のホームに変更となる。従来の1番線と2・3番線との間の専用道上には横断通路を設置し、BRTに乗車するときだけでなく、三陸鉄道の乗降や乗換えを行う際にも、跨線橋を利用せずに乗車できるようになる。横断道路については今月3日より供用開始。19日より専用道の延伸区間をBRT車両が走行する訓練運転を行う。

陸前矢作駅と小友駅の新しい駅舎も26日より供用開始。両駅ともに移設となり、乗降場所も従来の場所から変更される。その他の駅舎についても順次整備が進められる予定だ。