米Twitterの広告事業が好調に成長し、2015年には13億3000万ドルを売り上げるという。米eMarketerが3月28日に発表した最新のフォーキャストでこのような予想を出している。成長を牽引するのはモバイル広告だ。

eMarketerによると、最新のフォーキャストは広告主によるTwitterのモバイル広告に高い関心を受けて上方修正したという。最新の予想では、2013年の広告売上げを5億8280万ドルと予想。これは前年(2012年)の2億8830万ドルから2倍以上の102.2%の成長となる。

eMarketerが予想するTwitterの広告売上規模

Twitterの広告売上げはその後、2014年には9億5000万ドル、2015年には10億ドル台を突破し、13億3000万ドルと予想している。その間の成長率は63%、40%とやや鈍化する見通した。

このうち、大きな成長が見込まれるのがモバイル向けの広告だ。eMarketerは、2013年の売上げを前年比123.2%増の3億890万ドルと予想している。これは、2012年の広告全体の売上規模(2億8830万ドル)を上回り、2013年の売上げ全体(5億8280万ドル)の53%に相当する規模となる。モバイル広告の売上げはその後も順調に成長し、2014年には5億5100万ドル、2015年には8億1130万ドルに達すると予想している。

Twitterは月間アクティブユーザー数2億人以上を抱えており、3月にサービス開始から7周年を迎えた。