NECは3月27日、オラクル製品の「Oracle Linux/Unbreakable Enterprise Kernel(以下、OL/UEK)」の一次保守サービスを開始すると発表した。
本サービスは、NECのLinux開発専門要員が、NECとオラクル両社で選定する「OL/UEK」の特定のバージョンに対して、最長8年間、問い合わせ対応や修正アップデートを提供するなどの長期保守を行うもの。
NECはこれまで、標準的なLinuxディストリビューションのOS・サーバ・ミドルウェア・サポートを組み合わせた「Enterprise Linux with Dependable Support(以下、DS)により、Linuxプラットフォームを提供してきたが、今回新たに、オラクル製品との親和性の高い「OL/UEK」を「DS」の一つに加え、Linuxのサポートを強化し、システムの一層の可用性向上を図る。
さらに、今回の「OL/UEK」対応に伴い、「Oracle Database高速化ソリューション」のラインナップを拡充。同社PCサーバ・ストレージ・OS(Windows、Linux)を組み合わせた検証済みの構成として低コスト・スピーディな導入、安心の運用を実現する。
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Oracle Database高速化ソリューションの詳細 |
今回新たに、「Express5800/スケーラブルHAサーバ」、「iStorage Mシリーズ」、高可用性クラスタリングソフトウェア「CLUSTERPRO」、「Oracle Database」、「OL/UEK」、「OL/UEK」の一次保守サービス(最長8年間)をワンストップで提供する新モデルを追加する。
「OL/UEK」に対応する「Oracle Database高速化ソリューション」の新モデルは、Oracle Database高速化ソリューション(4.2TBモデル)が8,155万600円から、Oracle Database高速化ソリューション(6.3TBモデル)が1億6,126万6,400円から(いずれも税別)。
