日本電信電話(NTT)および三菱電機は3月26日、2000年に同社らが共同開発した暗号アルゴリズム「Camellia (カメリア)」が、新しい電子政府における調達のために参照すべき暗号のリスト(CRYPTREC暗号リスト) [PDF]に採択されたと発表した。

Camelliaは共通鍵暗号の128ビットブロッグ暗号における推奨暗号技術としてエントリされている。同項目には米国政府が標準暗号としているAESもエントリしている。2013年に公表された電子政府推奨暗号リストにエントリした国産の暗号技術はCamelliaが唯一の存在。

Camelliaが採用された背景には、Camelliaが高い安全性を実現していること、オープンソースソフトウェアとして広く普及しているという調達の容易性がある。NTTと三菱電機は2001年にCamelliaの基本特許を無償化。2006年にはオープンソースソフトウェアとして提供している。結果、OpenSSLやFreeBSD/Linuxをはじめ、さまざまなオープンソースプロジェクトで採用され活用されている。