BIGLOBEは3月21日、スクラムによるアジャイル開発のノウハウをまとめた研修プログラムを制作し、NECラーニングが企業向けの研修「実践者が教えるアジャイル開発の基礎」としてメニュー化し、4月から提供開始すると発表した。

提供開始する研修プログラムは、アジャイル開発の基礎知識と実践に必要なノウハウを、アジャイル開発の導入検討中あるいは導入後に課題を感じている企業向け研修メニューとして提供するもの。

研修プログラムは、何故アジャイル開発が求められているのか、アジャイル開発とは何かといった基本概念の講義に加え、ウォーターフォールなど従来の開発手法との違いやアジャイル開発のメリットを体感できるワークショップを実施。アジャイル開発の導入検討中あるいは導入後に課題を感じている企業向けに、導入成果の最大化へのヒントを提供する。

また、社外の認定資格(「認定スクラムマスター」並びに「認定プロダクトオーナー」)を取得し、アジャイルコーチやスクラムマスターとして、Webサービスやアプリなどを開発した経験を持つBIGLOBEの開発者が、実感している成果や導入にあたっての障害など、現場の体験談を交えながらアジャイル開発のポイントを解説する。

プログラムはNECラーニングの芝浦研修センターを会場に実施され、受講料は4万2,000円。

コース名は、「実践者が教えるアジャイル開発の基礎」で、対象者は、ウォーターフォールなど従来のシステム開発経験者、アジャイル開発(スクラム)導入検討者、アジャイル開発(スクラム)プロジェクトにこれから携わるプロダクトマネージャ、プロダクトオーナー、開発マネージャー、スクラムマスター、開発者となっている。対象人員は30人。