名刺管理アプリ「Eight」を提供するSansanは3月15日、人脈管理に関するインターネットリサーチの結果を公開した。同調査は20~40代の社会人565名を対象として2013年2月22日~24日に実施されたもの。

発表によると、年収400万円以下、年収401~800万円以下、年収801万円以上で比較をしたところ、「名刺の連絡先が変わったことがある」と答えた人は400万円以下では23.0%、401~800万円以下では47.8%、800万円以上では62.9%となっている。年収が高い人ほど連絡先が変わりやすいという傾向がうかがえる。

年収が高い人ほど、連絡先が変わりやすい(発表資料より)

名刺管理の仕方に関する質問では、全体では46.0%が「管理しない(捨ててしまう、机の中にまとめておくだけ、など)」、43.3%が「アナログ管理のみ」と回答。一方で、年収801万円以上では、名刺管理をしていない人の割合は25.0%で、デジタル管理をしている人の割合が多い。

年収が高い人ほど、名刺をきちんと管理している(発表資料より)

他人から受け取った名刺の保有数は、全体の55.8%が「0~50枚」と回答し、年収801万円以上では、66.6%が201枚以上と答えている。また、1ヵ月間で受け取る名刺の数を聞いた質問では、年収400万円以下では「0~5枚」が84.8%を占めたが、401万円~800万円以下が70%、801万円以上では44.4%となっており、年収が高い人は名刺を多く受け取っていることがわかる。

また、「社会人になったと同時か20代前半のうちに名刺管理を始めていた」と答えた人の割合は、全体では50.9%、年収400万円以下では44.4%だが、年収801万円以上では58.5%となっている。