マカフィーは3月14日、「2013年版 恋愛、人間関係、テクノロジーに関する調査」の結果を発表した。同調査は20～39歳までの日本人男女を対象として2月28日に実施されたもので、有効回答は518件となっている。

発表によると、日本においてメールや写真、動画など個人に関わる情報共有に使われている時間は未婚者で平均23分25秒、既婚者は13分44秒。パートナーや友人とプライベートのメールや写真を共有している人の割合は女性が46.9%、男性が27.5%となっている。

クレジットカード情報を登録するオンラインショッピングサイトのIDやパスワード、銀行口座番号をシェアしているカップルは未婚者より既婚者の方が5倍高い。

モバイル端末にパスワードロックをかけている回答者は36.9%で、このうち過半数の55%が、誕生日など推測しやすい数字を暗証番号として設定しているという。

また、全体の50%は交際相手・配偶者がプライベートな写真やメッセージをSNSなどへ公開する可能性があると回答している。

こうした情報が特に問題になるのは別れた後で、全体の1割は「別れた後、個人情報を含むメール、プライベートな写真を贈ったことを後悔した」と答えている。別れた後、「デジタルデバイスから写真を全て消去した」人は23%、「SNSのつながりから消去またはSNSのアカウント自体を削除した」人は18.9%となっている。

また、「共有データを悪用された、悪用した」経験があると回答した人の割合は全体の5%程度。未婚女性に限ると12%と若干高い結果になっている。

なお、米国での調査結果も公開されている。