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寒く長い冬が終わると、過ごしやすい季節、春の到来です。しかしその期間は短くあっという間に夏がやってきます。日本の蒸し暑い夏の日でもスーツ着用のサラリーマンを見てどう思ったか、また、母国では暑い夏の日はサラリーマンはどのような服装をしているのか、日本に住む外国人20人に聞いてみました。
■かわいそうだなあ。母国ではやっぱりもっと楽なもの(ポーランド/女性/20代後半)
■大変そうに思われます。母国はカジュアルな服装です(中国/女性/20代後半)
暑いのに大変、かわいそう、と同情しています。もっと楽な格好をした方が能率もあがるかもしれませんね。
■暑そうだな!と思いました。母国ではやはり会社によると思います。スーツを着る人もいると思います。ただ、アメリカの場合はエアコンがよく効くのでより過ごしやすいと思います(アメリカ/男性/20代後半)
エアコンの問題は難しいですよね。社内で業務をしている人にとっては、あまり低い温度設定では身体が冷えてしまいます。しかし、営業先や現場など外から戻ってきた人は、熱しきった身体を冷却したい。静かなエアコン温度設定バトルが繰り広げられることもあります。
■ありえない。母国は半袖で綿のシャツ(ポルトガル/女性/50代前)
■おかしいと思う。母国ではそこまでスーツを着る人は少ない(ネパール/男性/30代前半)
ずっと着ているわけではないけれど、暑い真夏でもお客様との約束がある時はジャケットを準備している日本のサラリーマンに、何で!?理解できない!と困惑気味。
■絶対、日本でサラリーマンになりたくないです。母国では間違いなく日本より軽い服(ギリシャ/男性/30代前半)
激しく拒絶しています。暑い日にスーツを着用するなんて御免こうむる!ということですね。たしかに熱中症になる恐れもありますから、みなさんご無理のないように……。
■かわいそう。もっとクールビズが進めばいいと思う。母国ではスーツは着ない。普通の服のおシャレバーション(デンマーク/女性/50代前半)
■蒸し暑そう。母国ではポロシャツ。日本ほど暑くならないです(ドイツ/男性/40代前半)
クールビズの多くは、ノージャケット、ノーネクタイですが、社内ではOKでも、社外で完全クールビズというのは難しいのが現状。おシャレバージョンのシャツで十分、ポロシャツだってヨレヨレじゃなければそんなにだらしない印象は受けないですよね。
■会社のユニフォームだと思っていました。母国では伝統の服を着ています。ブーブーという、風の通りがいい服です(マリ/男性/30代前半)
多くのサラリーマンにとってスーツは自前のユニフォームのようなもの。そのように感じてもおかしくはないですね。マリの伝統服ブーブーはワンピースのような形で、とても風通しよさそうです!
■我慢強いな~と感心します(フランス/女性/20代後半)
■大変そうと思いますが、えらいとも思います(イタリア/男性/30代前半)
我慢強く耐えている日本のサラリーマンに感心している方々もいらっしゃいました! 同情されるより褒められる方が、やっぱり気分がいいです。では更にお褒めの言葉をいただきましょう!
■暑苦しいと思うがやはりかっこいい。母国はみんなシャツを着るだけ、スーツやタイがいらない(シンガポール/男性/20代後半)
スーツ姿はピシッとしてかっこいいそうです! そして、最後はこのような回答です。
■絶対しんどいですね! かわいそうと思います! 母国はスーツでもそうでなくても長袖がルールとされている所が多いです。向こうの人も日本人と同様に嫌がるのです(イラン/女性/20代後半)
同じように暑さと闘っているイランのみなさん、暑い夏が今年もやって来ますが、共に元気に乗り越えましょうね!