TIOBE Programming Community Index |
TIOBE Softwareから、2013年3月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2013年3月におけるインデックスは次のとおり。
プログラミング言語 | インデックス | 備考 | |
---|---|---|---|
1 | Java | 18.156 | 2ヶ月連続 |
2 | C | 17.141 | |
3 | Objective-C | 10.230 | |
4 | C++ | 9.115 | |
5 | C# | 6.597 | |
6 | PHP | 4.809 | |
7 | (Visual)Basic | 4.607 | 8位から7位へ |
8 | Python | 4.388 | 7位から8位へ |
9 | Ruby | 2.150 | 10位から9位へ |
10 | Perl | 1.959 | 9位から10位へ |
11 | JavaScript | 1.370 | |
12 | Bash | 1.009 | 12位へ急上昇 |
先月に続いてRubyが順位を伸ばしており、PHPとPythonについでスクリプト言語として第3位につけた。Perlはシェアを落としている。
3月でもっとも注目されるのは、Bashがこの数カ月でいっきにシェアを増やし12位につけたことにある。シェルスクリプトとしてはC shellも調査対象とされており、C Shellもこの数カ月で一気にシェアを増やしている。C shellのシェアはBashのシェアの半分ほど。
BashやAshなど、シェルスクリプトをプログラミング言語として採用する開発手法に注目が集まりつつあり、TIOBEの調査結果はこうした動向を反映したものではないかとみられる。