「高校生のための『金融・消費者教育』」生徒用の表紙

ろうきん(社団法人全国労働金庫協会)はこのほど、高等学校教育等に利用できる金融教育教材「高校生のための『金融・消費者教育』」を作成した。

高等学校学習指導要領に適合。大学生や社会人の利用も

同教材は、平成25年4月(2013年4月)の入学生から順次適用する高等学校学習指導要領に適合。単に金融トラブル回避を促すだけでなく、金融リテラシーを得るきっかけを作る内容となっているという。

内容は、「日本の経済活動のしくみ」「生活のために必要な収入と支出」「一般的な初任給の額」「税金と社会保険」「人生で必要なお金」「マネー設計図」など。

主に家庭科の副教材として作成されたものだが、公民や総合的な学習の時間、大学生・社会人(若年層)用としても活用できるという。資料は生徒用、指導者用手引き、ワークシート、投影用の4部で構成されており、「全国労働金庫協会ホームページ」より無料でダウンロードできる。