SpringSource

VMwareのSpringSourceが26日(米国時間)、「Spring for Apache Hadoop 1.0」をリリースした。Spring for Apache Hadoop(以下Spring Hadoop)は、Springフレームワーク向けに開発されたApache Hadoop支援ツール。昨年2月末に1.0.0マイルストーン版を初公開しており、約1年でGA版がリリースされたことになる。

Spring HadoopはSpringやSPring Batch、Spring IntegrationなどからApache Hadoopアプリケーション開発をサポートするために提供されたソフトウェア。SpringのDI(Dependency Injection)やHadoopコマンドラインユーテリティなどを用いることで実現している。アプリケーションの設定や作成には、MapReduceやStreaming、Hive、Pig、Cascading、HBaseといった技術を利用している。

Spring Hadoop 1.0はライセンスにApache 2.0を採用しており、SpringSourceのWebサイトにて公開されている。動作にはJava JDK 6以上、Spring 3.0以上(3.2推奨)、Apache Hadoop 0.20.2以上(1.0.4推奨)が必要となる。