CoffeeScript is a little language that compiles into JavaScript.

Jeremy Ashkenas氏は25日(米国時間)、CoffeeScriptの最新版となる「CoffeeScript 1.5.0」を公開した。CoffeeScriptはAshkenas氏がWeb開発者向けに提供しているオープンソースのプログラミング言語。CoffeeScriptで記述したコードはJavaScriptにコンパイルでき、JavaScriptよりも簡単なコードで開発が行えるといった特徴をもっている。

CoffeeScript 1.5.0は昨年10月末に公開された1.4.0以来の更新バージョンで、"Literate"と呼ばれるモードが始めて搭載されている。ソースコードを.litcoffeeという拡張子のファイルにすることでコード内にMarkdownによる記法が行えるようになる。1.5.0にはその他にもREPL(Read-eval-print-loop)をNode.js REPLへの変更やコンストラクタからのexplicit valueのリターン禁止といった機能も盛り込まれている。

CoffeeScriptはNode.jsのパッケージマネージャ(npm)からインストールできるようになっており、コンパイラはNode.jsのユーティリティで使用できる。また、CoffeeScriptのソースコードはMITライセンスのもとGitHubで管理されており、自由に取得できるようになっている。