ベン･アフレック監督作品『アルゴ』が作品賞を獲得 -第85回アカデミー賞

第85回アカデミー賞受賞式が25日、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催され、映画『アルゴ』が作品賞を獲得した。

同作で、監督と主演を務めたベン･アフレックは、「ありがとうございます、本当にありがとうございます。あらゆる人にありがとうと言いたい」と受賞の喜びを早口で語った。映画『アルゴ』は1979年のイランで発生したアメリカ大使館人質事件を題材にした作品。52人の人質の中からなんとか逃げ出すことに成功したアメリカ人の6人は、カナダ大使の自宅に身を隠したものの、CIA救出作戦のエキスパートであるトニー･メンデス(ベン･アフレック)の提案により、意表をついた救出劇を繰り広げる。それは、まさに映画でしか起こりえないような作戦だった。

今回、作品賞にノミネートされた作品は『愛、アムール』、『アルゴ』、『ハッシュパピー　バスタブ島の少女』、『ジャンゴ　繋がれざる者』、『レ・ミゼラブル』、『ライフ・オブ・パイ／トラと漂流した227日』、『リンカーン』、『世界にひとつのプレイブック』、『ゼロ・ダーク・サーティ』。なお、WOWOWでは25日の21時から同授賞式の様子を再放送する。