アマゾン ジャパンはこのほど、Amazon.co.jpの和書販売における2012年の出版社別ランキング上位100社を発表した。ランキングは販売冊数ベースではなく、販売金額ベースで算出されている。また、ランキング順位のみの公開となっており販売金額は非公開。同社は例年2月頃に、出版社ランキング上位100社を公表している。
発表によると、Amazon.co.jpにおける2012年の和書部門はミリオンセラー商品が1点しかなく、新刊は苦戦したが、既刊の売上は大きく伸びたという。
2012年のランキングでは、1位は講談社、2位は角川グループパブリッシング、3位が集英社、4位が小学館で、上位4社の順位は昨年と変わらなかった。なお、角川グループパブリッシングは角川書店・角川学芸出版・アスキーメディアワークス・富士見書房を含んだものとなっている。
同社の共同マーケティング展開については、ランキング上位100社のうち71社と年間契約を結んでおり、全体の契約社数は約150社まで拡大している。