「初音ミクGTプロジェクト」を展開するグッドスマイルレーシングはこのほど、「2013 SUPER GTシリーズ」への参戦体制を発表した。昨シーズンの2台体制から1台体制に戻るが、開幕戦からニューマシンを投入し、王座奪還をめざす。

NEWデザインのレーシングミク

初音ミク仕様のレーシングマシンでつねに注目を集めているグッドスマイルレーシングが2013年の参戦体制を発表。同チームは2011年にGT300クラスのシリーズチャンピオンを獲得、2012年は2台体制にチーム規模を拡大したものの、シリーズ連覇はならなかった。今季は1台体制に戻して王座奪還をめざす。

参戦するマシンは、ニューマシンとなる「BMW Motorsport Z4 GT3」で、開幕戦から投入。BMWモータースポーツとBMWジャパンの全面支援を獲得し、充実したサポート体制でレースに臨む。マシンはすでに開発が始まり、3月にシェイクダウンを行うという。

「GOODSMILERACING 2013 SUPER GT参戦発表会」の模様

ドライバーの谷口信輝選手と片岡龍也選手

ドライバーは昨年に続いて谷口信輝選手と片岡龍也選手を起用。スポーティングディレクターを今年も片山右京氏が務めるほか、今季第5戦の鈴鹿1,000kmレースではBMWワークスドライバーのヨルグ・ミューラー選手がサード・ドライバーを務める。

マシンのグラフィックも当然ながら一新。新たなコスチュームに身を包んだレーシングミクが今年もサーキットで注目を集めそうだ。同チームの特色である個人スポンサー制度も続行され、3,000円から30万円までのスポンサードコースが用意されている。