東京国立近代美術館にて、東京五輪のデザインワークを展示する「東京オリンピック1964 デザインプロジェクト」が開催される。会期は2月13日~5月26日、開場時間は10:00~17:00(金曜日は10:00~20:00、入館は閉館30分前まで)。会場は同館 ギャラリー4。観覧料は一般420円、大学生130円、高校生以下および65歳以上は無料。

亀倉雄策《東京オリンピック(第1号ポスター)》(1961年 東京国立近代美術館蔵)

同展は、1964年に開催された東京五輪にまつわる作品群を展示するもの。東京五輪は、戦後日本のデザイナーが総力を挙げて取り組んだ一大デザインプロジェクトでもあり、デザイン評論家の勝見勝による指揮のもと、シンボルマークとポスターを亀倉雄策、入場券および表彰状を原弘、識章バッジを河野鷹思、聖火リレーのトーチを柳宗理が担当した。そして、田中一光をはじめとする当時の若手デザイナーたちが、施設案内のためのピクトグラムや、プログラムや会場案内図などの制作に組織的に取り組んだという。

なお、4月21日(13:00~17:00)には公開シンポジウム「社会システムの中のオリンピックと<デザイン>」が開催される。出席者は東京藝術大学の佐藤道信氏、首都大学東京の長田謙一氏、パーソンズ美術大学のジリー・トラガヌ氏、東京工科大学の暮沢剛巳氏、ニッセイ基礎研究所の吉本光広氏、同館主任研究員の木田拓也氏。5月12日(14:00~16:00)には座談会「東京オリンピックのデザイン証言者」が開催され、勝井三雄氏、小西啓介氏、道吉剛氏が登壇する。どちらの催しも申し込み不要で、定員は140名となっている。