オムロンは1月31日、無停電電源装置(UPS)「BN-Rシリーズ」、「BU-2RWシリーズ」の2シリーズ7機種を2013年夏から順次発売すると発表した。

BN-Rシリーズは、ラックマウント型ラインインタラクティブ方式で、主にPCサーバ、ストレージのバックアップに最適な無停電電源装置(UPS)。

BN75R(750VA/680W)は1U(43mm)、BN150R(1,500VA/1,350W)、BN300R(3,000VA/2,700W)は2U(87mm)サイズで、仮想OS(VMware5.1/Hyper-V 3.0)やWindows/Linux/UNIXなど最新のOSに対応した自動シャットダウンソフトを標準添付している。

UPSの出力コンセントごとにに、起動/停止させる時間を設定でき、LCD画面により、UPS本体に予め「最大バックアップ時間」を設定することができる。この機能を使用すれば、PC及びシャットダウンソフトを使用せずにUPSを自動停止することができる。

「BN-Rシリーズ」

一方、BU-2RWシリーズは、オムロンとして初の200Vラックマウント型の無停電電源装置(UPS)。また、従来の製品では出力容量が最大3,000VA/2,700Wだったが、今回5,000VA/3,500Wといった、より大容量の製品をラインアップした。対象者は、200V環境で情報機器(PCサーバ、ストレージ)を使用するユーザーや、200V環境の産業機器/機器組込み用途で使用するユーザー。

ラインナップは、1Uで1,000VA/800WのBU1002RW、2Uで2,000VA/1,400WのBU2002RWL、2Uで3,000VA/2,100WのBU3002RWL、2Uで5,000VA/3,500WのBU5002RWLがある

「BU-2RWシリーズ」

LCD画面により、PC無しでもUPSの状態を確認、各種設定を行うことが可能で、仮想OS(VMware5.1/Hyper-V 3.0)やWindows/Linux/UNIXなど最新のOSに対応した自動シャットダウンソフトを標準添付している。

また、入出力端子台標準装備/CEマーキング適合/UL規格取得/リモートON/OFFや、万が一制御不能な故障が発生した場合でも接続機器に電力供給を継続できるバイパス機能を標準装備している。

そのほか、入出力電圧200V/208V/220V/230V/240Vに対応し、LCD画面により、UPS本体に予め「最大バックアップ時間」を設定することができる。この機能を使用すれば、PC及びシャットダウンソフトを使用せずにUPSを自動停止することができる。

いずれも、UPS本体3年保証+バッテリ3年間無償提供サービスが付いている。

「BN-Rシリーズ」「BU-2RWシリーズ」のステータス画面