恋は盲目……。相手を好きすぎて、自分も周りも目に入らず、まちがった行動をとりがちなもの。今回は、後で考えると倒れ込みたくなるような、恋愛のまちがったがんばりをした経験はないか、マイナビニュース独身女性会員300名に聞いてみた。
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Q.今になって思う……恋愛でまちがったがんばり方をしたことはありますか?
はい 27.0%
いいえ 73.0%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どんながんばり方をしていましたか? その結果、どうなりましたか?
■キャラを作り過ぎた
・「いいなと思った人が、明るい子が好きだと聞いて、テンション高く元気キャラでがんばりまくったが、結局その人はおとなしくて家庭的な人と付き合った」(30歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「ちょっと天然ぶってたけど、バレバレでなんかすごいイタイ子だと思われてたと思う」(21歳女性/学生/その他)
・「自分のキャラでないのに上目遣いをしてしまう……たいていにらまれるように感じるらしい」(26歳女性/食品・飲料/技術職)
・「好きな人が参加する時だけ、服装とかかわいい系にしてたけど、普段から着慣れてないからチグハグな服装だったと思う」(27歳女性/金融・証券/専門職)
・「自分のキャラとは違うしゃべり方をし続け、途中で疲れてしまった」(24歳女性/生保・損保/営業職)
■相手に合わせすぎた
・「相手の好きなものについて一生懸命調べて、無理に話を合わせようとしていた……その結果、実際に会った時にボロが出て、うまく接することができなかった」(23歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「なるべくけんかしたくなくて気をつかって自分が我慢ばかりしていたら、疲れてしまった」(26歳女性/商社・卸/営業職)
・「つくしすぎていた……1万かけてタクシーで帰っていた……」(31歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「なんでも従っていた」(34歳女性/不動産/事務系専門職)
■アピールが強すぎた
・「好きなことをアピールし過ぎてしまい、逆に嫌われてしまった」(21歳女性/学生/その他)
・「しゃべりすぎた」(29歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「ともかくメールや飲み会で近くに座るなどの周りにもバレバレの猛アピール! 好かれるどころか避けられてしまった」(25歳女性/その他/その他)
■素直になれなかった
・「甘えればいいのに強がってたかも」(33歳女性/その他/その他)
・「素直になれず、会いたいのに、相手に迷惑かといろいろ心配して言えなかった……その結果、相手に好きかどうか不安にさせていた」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「変な意地を張っていましたw自分も好きなのに素直に感情を表現できなかったというかw」(23歳女性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
■若気の至り
・「中学生(田舎の中学校)の頃、まじめ・地味な子だと好きな人に思われたくなくて、スカートを短くしたり、化粧をしたりした……好きな人からはどう思われたか知らないが、当時一番仲の良かった友達(女子)からいじめられた」(22歳女性/商社・卸/営業職)
・「とりあえずメアドをゲットすることが第一歩だと思っていた……いくらメールができたとしてもそこから頑張らないと意味がないし、ただのメル友で終わる」(22歳女性/情報・IT/クリエイティブ職)
・「中学生の頃、アプローチの仕方がわからず待ち伏せをしたりして相手を引かせてしまった」(25歳女性/金融・証券/事務系専門職)
■でもエラい!!
・「やたらダイエットをしてしまい、ガリガリになってしまった」(34歳女性/金融・証券/事務系専門職)
■総評
恋愛でのまちがったがんばり、一番多かったのは「キャラを作り過ぎた」というもの。かわいい系、気が利く系、元気系、天然系……と人それぞれにキャラは異なるが、"好みと思われる女性"を無理して演じてしまい、自分の首を絞めた、という話が多数寄せられた。多かれ少なかれ、女性は自分をよく見せようと演じる節はあるが、まったくの別人になろうとしてもムリが出る。なるべく素で勝負できる自分を確立したい。
同様に「相手に合わせよう」と頑張り過ぎて、尽くしたり、言いなりになったり、好みでもない話に合わせて苦しくなってしまった、という失敗談も多かった。男性に好かれようとした努力は認めるが、やはり自然に付き合っていける人でないと、長続きはしないだろう。反対に、自己主張ばかりで失敗したケースも。猛烈に「好き好きオーラ」を出し、周囲は目に入らず、話しかけまくる……飲み会などで見たことあるような光景だが、周囲にはヒかれ、相手にも避けられて、いいことなしだ。ここぞ! という時にアピールはとっておこう。
若い頃の話だろうか、付き合ってからの失敗談として「意地」や「強がり」で、相手にまっすぐぶつかっていけなかった、という意見があった。また、中学生の頃に、わざと悪ぶってみせたり、待ち伏せしたり、という初々しい声もあった。青春の思い出、なんだか懐かしい気分になる回答だ。
自分を磨こうと、ダイエットし過ぎてガリガリになってしまったという回答もあった。恋愛すると何かといろいろなことが"過剰"になりがちだが、何事も適度が肝心だ。
(文・アリウープ 中嶋絵里)
調査時期: 2012年12月28日~2013年1月5日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート