Oracle, The World's Largest Enterprise Software Company

OracleのLinuxチームは16日(米国時間)、Oracle Linux 5系の最新版となる「Oracle Linux 5.9」をリリースした。Oracle Linuxは、Red Hat Enterprise Linux (RHEL)をベースにカスタマイズが施されたディストリビューション。アーキテクチャはx86 (32bit)及びx86_64 (64bit)に対応している。

Oracle Linux 5.9は、RHEL 5.9に組み込まれたOpenJDK 7のサポートやSamba 3.6、Microsoft Hyper-Vのドライバなどが含まれており、カーネルにはLinux 3.0.36をベースにしたUnbreakable Enterprise(UEK)カーネル、Red Hat互換カーネル、Oracleがバグフィックスを行ったRed Hat互換カーネルの3つのカーネルが用意されている。UEKにはOracle独自のバグ/セキュリティフィックスやストレージ及びネットワークドライバ周りの更新などが実施されている。

RHEL 5.9は先週の8日にリリースされており、Oracleは8日程で対応したことになる。Oracle LinuxのISOイメージは「Downloading Oracle Linux」の各ミラーサイトより取得できる。