上司によく思われたい。狙いが昇進や昇給であれ、人間関係や人望であれ、だれもがそう思っているはず。

上司によく思われるための方法を挙げるDumb Little Manの記事「上司にスゴイ (そして、絶対必要)と思ってもらう10のシンプルな方法(原題 : Ten Simple Ways to Make Your Boss Think You're Brilliant(and Indispensible))」では、いますぐにできることを紹介している。

1. 定時前出勤

だいたいの上司が決まった時間に出社しているはずだ。その時間をチェックして、それより5分早く会社に着くようにしよう。

就業時間が9時として、上司が8時50分に会社に着いているのなら、あなたは8時45分出社を心がけたい。部下が自分より早く出社していると、やる気がある熱心な部下という印象を与えることができるし、その後で就業時間中のツイートやFacebookの書き込みを指摘されたとしても、「仕事は就業時間前にスタートしていますから」といえるのだ。

2. 挨拶は怠るな

たとえ二日酔いであっても、出社前に家族と口論をして気分が悪くても、朝は笑顔で。自分の5分後に出社してきた上司に、元気よく「おはようございます」といおう。

挨拶はする方もされる方も気持ちがよいし、上司より早く会社に来ていることを印象づけることもできる。「ありがとうございます」も然り。自分のために時間を割いてくれただけでも、一言お礼を。

3. 進んで引き受ける

社内でボランティアを募るような場合は、チャンス到来。一番に手を挙げよう。やる気をアピールできる。嫌な仕事かもしれないが、もし引き受けなかった場合、手持ちの仕事がなく暇なあなたに、上司はもっと嫌な仕事を押し付けるかもしれない。

4. プリンターの達人を目指せ

社内のどこに予備のトナーがあるのか、どうやって付け替えるのか、紙づまりのときはどうするのかなどプリンターの使い方をマスターしておこう。こいつ頼れるな、と思ってもらえること間違いなしだ。上司に限らず、社内から頼られる存在になれる。

5. お茶汲み

「お茶(コーヒー)を入れようと思っていたんですが、いかがですか?」と上司に聞いてみる。よく気がつく、気配りできる、思いやりがあるなどの印象を与えられるし、離れて座っている上司は孤独なことが多い。話しかけられたり、気にしてもらっていると喜んでくれるはずだ。

ただし、この方法はやりすぎると逆効果なので頻度は考えたい。

6. 流行のビジネス用語の使い方

ビジネスやハイテクの新しい専門用語は、人によって知っている度合いが異なる。会議やメール連絡で最新用語を使うのは避けよう。また、広く認知されている専門用語であっても、そればかりを多用するのもよくない。

7. 手順を作る

作業に手順を作り、ミスがあったときなどは「プロセスにミスがあった」と説明しよう。「プロセスを変えたので、同じミスはないはず」と聞けば、上司はあなたが物事を把握・管理できる人とみるだろう。