Net Applicationsから2012年12月のデスクトップOSシェアが発表された。12月はここ数カ月続いていたLinuxとMacのシェア増加が見られず、ともに減少に転じている。逆に下落を続けていたWindowsがシェアを回復させた形となった。

2012年12月デスクトップOSシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年12月デスクトップOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2012年12月デスクトップOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年12月デスクトップOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 OS シェア 推移 備考
1 Windows 91.74% 微増
2 Mac 7.07% 微減
3 Linux 1.19% 微減
順位 バージョン別OS シェア 推移 備考
1 Windows 7 45.11% 成長傾向
2 Windows XP 39.08% 下落傾向
3 Windows Vista 5.67% 減少傾向
4 Mac OS X 10.8 2.27% 成長傾向。6位から4位へ
5 Mac OS X 10.6 2.07% 減少傾向。4位から5位へ
6 Mac OS X 10.7 2.00% 減少傾向。5位から6位へ
7 Windows 8 1.72% 上昇傾向。8位から7位へ
8 Linux 1.19% 7位から8位へ
9 Mac OS X 10.5 0.56%

Windows 7の成長傾向は継続しており、12月の調査結果では45%台に突入している。Windows XP及びVistaの長期的な下落が続いているが、Vistaの方はXPと比べて減少が鈍くなってきている。また、Windows 8がLinuxを抜いて7位に入った。シェアを急激に伸ばしているWindows 8は、来月の調査結果でMac OS Xのすべてのバージョンを抜いて第4のOSとなる可能性もでてきている。

Macのバージョン別では、ついに最新バージョンであるMac OS X Mountain Lion(10.8)がすべての旧バージョンを抜き、トップのシェアを持つようになった。Lion(10.7)やSnow Leopard(10.6)、Leopard(10.5)といった旧バージョンの減少傾向は続いており、今後もMountain Lionのみが成長を続けていくものと思われる。