富士通は7日、福島県会津若松市を訪れる旅行者向けに着地型観光周遊ルート計画支援サービス「Webルートガイド」を導入し、サービスを開始したと発表した。

会津若松観光ナビ

同社は、2011年3月の東日本大震災以降、原発事故の風評被害により観光客が減少し、観光産業の復興が大きな課題となっている同市の復興支援・社会貢献の一環として会津若松市および会津地域における観光振興を支援する。

着地型観光周遊ルート計画支援サービス「Webルートガイド」は、旅行者がWeb上の観光サイトで自分が行ってみたい観光スポットを選択することで、自動車で移動する場合の最適な運転経路のルートを表示する。総距離および移動時間、ルートの周辺の寄り道情報などの着地側観光情報を調べることができ、自分の気に入った旅行プランを作成できる。

同市は、「八重と会津博公式サイト」、「会津若松観光ナビ」、「極上の会津」3つの観光サイトにおいて同サービスを開始し、旅行者に対して着地型観光情報の発信を強化していくとともに、今後周辺情報を含めた観光情報の充実を図っていく。