アイ・オー・データ機器は12月12日、EEE技術採用のループ検知機能搭載のGigabit対応電源内蔵ハブ「ETG-ESH24NA」の発売を開始すると発表した。

Gigabit対応電源内蔵ハブ「ETG-ESH24NA」

本製品は、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応の24ポートスイッチングハブで、ポートの使用状態を検出し、リンク速度に応じて消費電力を抑える「リンク速度検知」機能や未使用ポートの余分な電力をカットする「リンクダウン検知」機能、LANケーブルの長さを自動判別することで機器を使用している状態でも、ケーブルの長さにあわせて供給する電力を調節し消費電力を低減する「ケーブル長感知」機能を備え「無駄」な電力を節約する。

リンク状態に応じて自動で電力節電

リンク中もデータが流れていない(アイドル)時は、自動で消費電力をカットする各種省エネ機能(EEE:Energy Efficient Ethernet)に対応した「がっちり節電」モデルで、省電力機能は、待機時最大約67%電力をカットすることができ、昼夜でパソコンの使用状況が大きく変わるオフィスで、「省エネ」な環境を提供する。

また、ネットワーク運用に大きな障害を及ぼすネットワークのループ構成を検知し、知らせる「ループ検知」機能を搭載。ループ発生時にはループ検知LEDが点滅し、対象のポートのランプがゆっくり点滅する。

ループ検知機能

外形寸法は、W280×D180×H44mm(突起部含まず)、質量は本体のみで約1,660gとなっており、製品価格は29,600円(税別)で、12月下旬出荷予定。