日立製作所は11月21日、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」およびPCサーバである日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」において、OS「Windows Server 2012」に対応した新製品を、11月22日より発売開始すると発表した。

発売されるのは、ブレードサーバ「BladeSymphonyBS500」及び「BladeSymphonyBS2000」と、日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」。

「BS500」シャーシ

「BS2000」シャーシ

「Windows Server 2012 Standard」と「Windows Server 2012 Datacenter」に対応し、OSをサーバにインストールした状態で提供するプレインストールモデルと、OSの入ったメディアをサーバに添付して提供するバンドルモデルの2形態で提供する。

「BS500」の「BS520Hサーバブレード」や、「HA8000/RS220-h」、「HA8000/RS210-h」で選択できるプロセッサのラインアップに、Intel Xeon E5-2637、E5-2609を追加するとともに、新たに32GB LRDIMMをサポートし、メモリ容量を「BS520Hサーバブレード」では従来比1.5倍の最大768GBに、「HA8000/RS220-h」、「HA8000/RS210-h」では、従来比2倍の最大768GBに拡大した。

また、「HA8000/RS110」、「HA8000/TS10」、「HA8000/SS10」で選択できるプロセッサのラインナップに、Intel Xeon E3-1200 v2ファミリーを追加し、従来比最大約1.2倍の処理性能を実現するとともに、ストレージ容量を従来比1.5倍に強化した。

HA8000/RS220-s

主な仕様及び価格は、「BladeSymphonyBS500」のBS520Aサーバブレードは、メモリが最大384GB、ストレージ容量が最大2TBで、Windows Server 2012 Standardプレインストールモデル及びバンドルモデルが46万8,300円から、Windows Server 2012 Datacenter バンドルモデルが78万7,500円からで、出荷開始は11月28日となっている。

「BladeSymphonyBS2000」のBS2000標準R3サーバブレードは、メモリが最大512GB、ストレージ容量が最大5.2TBで、Windows Server 2012 Standardプレインストールモデル及びバンドルモデルが103万7,820円から、Windows Server 2012 Datacenter バンドルモデルが145万2,570円から。また、BS2000高性能A2サーバブレードは、メモリが最大384GB、Windows Server 2012 Standard バンドルモデルが214万7,250円から、Windows Server 2012 Datacenter バンドルモデルが243万750円からで、出荷開始は12月19日となっている。

「HA8000シリーズ」のHA8000/TS10は、メモリが最大32GB、ストレージ容量が最大12TBで、Windows Server 2012 Standard プレインストールモデルが39万1,650円からとなっている。また、HA8000/RS220-hは、メモリが最大768GB、ストレージ容量が最大14.4TB、Windows Server 2012 Standard プレインストールモデルが62万4,750円から、バンドルモデルが65万3,100円から、Windows Server 2012 Datacenter バンドルモデルが94万3,950円からで、出荷開始は12月17日となっている。