ドゥカティ ジャパンはこのほど、2013年の新しいラインナップと2012年の業績について発表した。ラインナップには新型「ハイパーモタード」やツーリング志向の「ディアベル・ストラーダ」などが新たに加わる。業績は過去最高となった。

「ハイパーモタード」

「ハイパーストラーダ」

「1199パニガーレ R」

「ディアベル・ストラーダ」

ドゥカティは毎年この時期に開催されるミラノ国際モーターサイクルショーにて、ニューモデルを発表するのが伝統となっている。今年も2013年のラインナップがいっせいに発表され、完全なニューモデル1車種と多数の新型モデルが披露された。

完全なニューモデルとして登場したのは「ハイパーストラーダ」。新型のスーパーモタードベースのツーリング仕様車で、大型のサイドボックスを装備している。新型となった「ハイパーモタード」は、新開発の水冷4バルブエンジンを搭載し、スタイリングもより洗練されたデザインへと進化した。

スーパーバイクシリーズで活躍する「1199パニガーレ」のシリーズには「R」バージョンが追加された。ドゥカティでは、「R」の文字は技術力を最大限に投入したモデルにのみ冠することができるとされ、このモデルもチタン製コンロッドを採用するなど最高を求めた仕様となっている。「ディアベル」のラインナップには、ツーリング向けの「ディアベル・ストラーダ」が登場した。サイドボックス、大型スクリーン、アップライトなポジションなど、ロングツーリングに適した設計がなされている。

ショーではCEOのガブリエーレ・デル・トルキオ氏が登壇し、2012年の業績について、「世界経済は困難な状態ではあるが、市場シェアと生産および販売台数の両面においてドゥカティの成長傾向は継続している」と語った。

なお、上記モデルの日本への導入時期、価格などは未定となっている。