住友商事は11月9日、加藤産業と、海外食品卸事業会社の株式保有を目的とする投資会社として「加藤SCアジアインベストメント」を10月23日に設立したと発表した。

「加藤SCアジアインベストメント」は、意思決定を迅速化、海外への積極展開を目指し、まずはその傘下に、ベトナムに食品卸売会社を2013年中に設立し、事業を開始する予定。

「加藤SCアジアインベストメント」の所在地は兵庫県西宮市で、資本金は2億円、出資構成は加藤産業65パーセント、住友商事35パーセント。主な事業内容は食品や飲料、酒類、日用品、雑貨の卸売業などを行う海外子会社の統括・管理・運営となっている。

両社はベトナム進出後、加藤SCアジアインベストメントへの中国広東省での華新事業の統合やその他地域への進出を検討しているとしている。