スタジオジブリ製作による特撮短編映画『巨神兵東京に現わる 劇場版』について、11月17日(土)全国公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』と同時上映されることが、日本テレビ系列「金曜ロードSHOW!」番組内にて発表された。
『巨神兵東京に現わる』は、東京都現代美術館で開催された展覧会『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』の展示映像として制作された特撮短編映画。製作プロデューサーは庵野秀明氏とスタジオジブリ・鈴木敏夫氏で、監督は『のぼうの城』(犬童一心監督と共同)が大ヒット上映中の樋口真嗣氏が務めている。映画の製作経緯については、同展のレポート記事内で語られている。
その内容は、宮崎駿監督の漫画および長編アニメーション映画『風の谷のナウシカ』に登場する"巨神兵"を主役に、ミニチュア特撮の魅力と面白さを短時間に凝縮し、最新技術によるさらなる可能性を追求したものとなっている。
このたびの同時上映は、鈴木敏夫氏が提案し、庵野秀明が応える形で実現した。「劇場版」では映像・音声ともに新たな調整を加え、上映時間10分7秒の劇場用映画として公開する。
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