OKIウィンテックは10月30日、ウライに、自社に設備を保有することなく最新のIP-PBX機能を柔軟に選択可能なクラウド型電話サービス「EXaaS 音声クラウドサービス(共同利用型)」の提供を開始したと発表した。

「EXaaS音声クラウドサービス」は、オフィス規模に関わらず、多機能電話機、スマートフォン、携帯電話、PHSなどさまざまな電話機に対応した電話IP-PBX機能を利用できるサービス。

「EXaaS音声クラウドサービス」サービス構成図

ウライでは、京都本店と東京支店の電話設備の更改にあたり、初期投資および管理・運用コストの抑制のほか、移行のスムーズさも重視。さらに、災害発生時のBCPも含めた検討を重ねた。また、並行して営業部門での営業支援システム(SFA)導入の検討もはじまり、その端末として導入するスマートフォンの内線電話端末としての利用も検討していた。

これらの総合的な検討の結果、自社で新たに設備を保有することなく最新のIP-PBX機能を利用することができ、初期投資と管理・運用コストの削減を図ることが可能なOKIの「EXaaS音声クラウドサービス」の採用が決定した。

このサービスは、既存の電話端末を利用することが可能なため、ウライでは、京都本店と東京支店の既存電話端末を引き続き活用することにより、初期投資を抑制。さらに、外出の多い社員などに対し、SFA導入にともない採用されるスマートフォンを内線電話端末として利用可能とすることで、社内外のコミュニケーションも効率化。また、サービスは、OKIクラウドセンターで運用しており、BCP対策にもなるとしている。