NTTドコモは30日、Androidスマートフォン「GALAXY S III SC-06D」「ELUGA V P-06D」「Xperia SO-01B」の3製品に対して、最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフトウェアアップデートにより、一部の不具合について対応する。

GALAXY S III SC-06D

「GALAXY S III SC-06D」では、ブラウザで特定のサイトを閲覧している際に、正常に画面遷移しない事象について対応する。ソフト更新は端末本体による方法とPCと接続して行う方法の2通りあり、端末本体によるアップデートが約4分、PC接続による場合が約13分。端末本体によるソフト更新では、設定→端末情報→ソフトウェア更新の順に選択し、画面の案内にしたがって操作を行う。パソコン接続の際は、「Samsung Kies」を利用して、ソフトウェアの更新を行う。

ELUGA V P-06D

「ELUGA V P-06D」では、特定の動画ファイルを再生しようとすると、エラー画面が表示され再生されない事象について対応する。ソフト更新は自動でダウンロードし、あらかじめ設定した時間に書き換えが行われるほか、待受中にMENU→設定→ソフトウェア更新の順に選択し、画面の案内にしたがって操作を行うことで即時更新も可能。更新時間は約16分。

Xperia SO-01B

「Xperia SO-01B」では、microSDXCカード装着時にカード内のデータが破損する事象について対応。NTTドコモでは、2012年6月にSDXC規格に対応していない端末にmicroSDXCカードを使用した場合、カード内のデータが破損するとして、同社が販売するスマートフォンのユーザーに注意を呼びかけていた。

「Android 2.1」の場合、端末本体による方法とPCと接続して行う2通りの方法で更新が可能。「Android 1.6」の場合、PC接続によるアップデートのみとなる。端末本体によるアップデートが約15分、PCと接続した場合が約25分。端末本体によるソフト更新では、メニューキー→本体設定→端末情報→ソフトウェア更新の順に選択し、画面の案内にしたがって操作を行う。パソコン接続の際は、「PC コンパニオン(PC Companion)」を利用して、ソフトウェアの更新を行う。

端末自体がSDXC規格に対応していないため、アップデートを実施してもmicroSDXCカードは利用できない。

(記事提供: AndroWire編集部)