凸版印刷は26日、電子チラシポータルサイト「Shufoo!」のチラシコンテンツを、マイクロソフトの新OS「Windows 8」で閲覧できる無料アプリ「シュフーチラシアプリ」の提供を開始した。ダウンロードはWindows ストアまで。

同アプリは、食品スーパーやドラッグストア、家電量販店など全国8万店以上の店舗のチラシを無料で閲覧できるというもの。チラシを見たい地域を地図上から選んで設定すると、毎朝新着チラシが配布される。主な店舗は、ユニクロ、ジーユー、ライトオン、西松屋、イオン、イトーヨーカドー、ダイエー、西友、ニトリ、コーナン、ヤマダ電機、コジマ、ケーズデンキ、東急ハンズなどとなる。

「Windows 8」は高速で滑らかなデザインが特徴となっており、各種デジタルデバイスにおいて高画質の電子チラシ閲覧を可能とする同アプリとの親和性が非常に高いという。また、「Windows 8」では、これまでキーボードとマウスにより操作してきた作業をタッチ操作でも行えるため、同アプリでもタッチ操作を用いて直観的に電子チラシを閲覧することができるとしている。

さらに、薄型ノートパソコン「Ultrabook」などに搭載される「インテル スマート・コネクト・テクノロジー」への対応により、スリープ状態でも自動的に電子チラシの到着枚数が更新されるため、システム利用時には常に最新の電子チラシの配布状況を確認することが可能となった。

なお、「Windows 8」にてタッチ操作を行うためには、使用端末がタッチ操作に対応している必要がある。

日本マイクロソフト業務執行役員Windows統括本部本部長の藤本恭史氏は「心より感謝と賛同の意を表します。凸版印刷様の『Shufoo!』は生活に密着した電子チラシによる情報サービスを展開されており、Windowsの新しいユーザーインターフェイスによって人々の生活がより豊かで快適になることを期待しています」とコメントしている。

「Shufoo!」は、凸版印刷が2001年8月より運営を開始した電子チラシポータルサイト。参加企業は、地域主力スーパーなど約1,600法人、約8万店舗(2012年9月30日現在)に上り、20~40代の女性を中心に利用されている。大手流通各社、チラシの閲覧回数や閲覧部分のデータを収集・分析するマーケティング機能を備えているほか、PCをはじめ、携帯電話やデジタルテレビ、スマートフォンやタブレット端末など様々なデバイスから日本全国の電子チラシを閲覧することができる。