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Apache Software Foundationは8日(米国時間)、Apache TomEEの最新版となる「Aapche TomEE 1.5」を公開した。Apache TomEE 1.5は、5月上旬に公開されたApache TomEE 1.0のマイナーアップデートバージョン。1.0にあったバグの修正や機能の改善、Javaコンポーネントの更新、新機能の追加などが実施されている。
Apache TomEE(発音はトミー)は、Javaで開発されているJava EE6 Web Profileの実装のひとつ。Apache License 2.0のもとオープンソースで公開されており、Apacheの支援で開発されているJavaベースのコンポーネントで構成されている。
Apache TomEE 1.5ではRESTフルなWebサービスに対応するため、標準のApache TomEEにJAX-RSをプラスした"TomEE JAXRS"を新たに追加している。また、高負荷のアプリケーションに対応するため、データベースコネクションプール向けの拡張サポートも追加されている。以前よりサポートされていたApache CommonsのDBCPに加え、TomcatのJDBC Pool及びBoneCPが選択できるようになった。
その他にもJPAエンティティ向けにDeploy拡張のサポートやCXFバス設定機能の追加などが施されている。Apache TomEE 1.5はプロジェクトサイトで公開されており、ドキュメントも提供されている。