デジタルアーツは、企業・官公庁向け電子メールフィルタリングソフトの最新版「m-FILTER(エムフィルター)」Ver.3.5を11月21日より販売すると発表した。
今回、「m-FILTER」新版により、社外に送信するファイルの暗号化・追跡・消去までを制御できる、パスワード不要のファイル暗号化ソリューション「FinalCode Express」を「m-FILTER MailFilter」の有償オプションとして提供する。これにより、万が一電子メールを誤送信してしまった場合でも「FinalCode Express」を利用すれば、従来の誤送信防止機能に加えて、添付したファイルの閲覧者権限の再設定や追跡・削除の管理といったことが可能になる。
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「m-FILTER Ver.3.5」と「FinalCode Express」連携のシステム概要 |
「FinalCode Express」で暗号化されたファイルを復号化するには、無償提供されるクライアントソフト「FinalCode Viewer」のインストールが必要となり、ファイルの受信者はこのソフトをインストールすれば、開封パスワードを入力する必要がなく、ダブルクリックだけで暗号化を解除することができる。
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「FinalCode Express」利用後のファイルの閲覧権限イメージ図 |
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「FinalCode Express」のパスワードレス操作 |
また、「m-FILTER」の送信ルール設定により、通常のパスワード暗号化(AES 256bit)とFinalCode暗号化とを選択できるため、送信先によって使い分けることが可能となる。
