グリーンハウスは10月3日、同社子会社ウィットの運営する健康管理・ダイエットサイト「あすけん」において、ソニーの料理写真自動判別技術を応用した実証実験の第2弾を10月15日から開始すると発表した。

「あすけん」は、ユーザーが食べた料理をメニューデータベースと照合し、カロリーなどの栄養価を算出できるWebサイト。算出された栄養価をもとに、栄養士による食生活改善アドバイスなども提示し、ダイエットや健康管理をサポートする。

従来、健康管理やダイエットサポートを行うWebサイトでは、カロリーを算出するためには食べた料理を手動で入力する必要があったが、料理写真解析技術により、写真を投稿するだけで食べたメニューを記録し、栄養価を確認することが可能になる。

「あすけん」での画像解析の画面イメージ

画像解析のステップ

候補が複数ある場合や判別結果に誤りがある場合などはユーザー補完・修正する

3月~4月に行われた第1回目の実証実験と比較して、今回は料理を判別する解析エンジンの精度が向上しているほか、料理写真を学習する機能も追加され、写真を登録すれば登録するほど判別・推定がより正確に行えるようになっているという。

同社は今回の実証実験を通じて、解析技術の精度などを確認するとともに、ユーザーからのフィードバックをもとに利便性の向上を図るとしている。