米ComScoreは10月2日(現地時間)、2012年8月期(5月12日-8月12日)の米携帯電話市場に関する調査結果を発表した。Samsungがメーカー別シェア1位の座を維持したが、成長率は横ばい。AppleはiPhone 5発表前で買い控えも起こり始めた時期にもかかわらず2.1ポイントの増加だった。

8月期の米スマートフォンユーザー(13歳以上)は2億3400万人で、7月期から変わっていない。メーカー別シェアは、1位のSamsungが25.7%。以下、2位LG(18.2%)、3位Apple (17.1%)、4位Motorola(11.2%)、5位HTC(6.3%)だった。HTCが0.2ポイントの伸びだったのを除いて、トップ5のAndroid勢はポイントを落とした。

2012年8月期の米スマートフォン、メーカー別シェア
メーカー名 5月12日シェア 8月12日シェア +/- ポイント
1 Samsung 25.7% 25.7% 0.0
2 LG 19.1% 18.2% -0.9
3 Apple 15.0% 17.1% +2.1
4 Motorola 12.0% 11.2% -0.8
5 HTC 6.1% 6.3% +0.2

しかし、スマートフォンプラットフォーム別シェアでAndroidは前回の50.9%から52.6%に拡大した。Appleも2.4ポイントの上昇。11.4%から8.3%に減少したRIMがシェアを奪われた形だ。

2012年8月期の米スマートフォン、プラットフォーム別シェア
OSプロバイダ 5月12日シェア 8月12日シェア +/- ポイント
1 Google 50.9% 52.6% +1.7
2 Apple 31.9% 34.3% +2.4
3 RIM 11.4% 8.3% -3.1
4 Microsoft 4.0% 3.6% -0.4
5 Symbian 1.1% 0.7% -0.4