Twitterで子供らしからぬ、的を射た言動が話題の子役"はるかぜちゃん"こと春名風花と、お笑い芸人のレッド吉田(TIM)が1日、東京都板橋・教育科学館にて行われた映画『大恐竜時代 タルボサウルスVS ティラノサウルス』(10月13日公開)のイベントに出席した。

映画『大恐竜時代 タルボサウルスVS ティラノサウルス』のイベントに出席した春名風花(左)と、お笑いコンビ・TIMのレッド吉田

都民の日のこの日、多くの家族連れでにぎわう会場に現れたレッド吉田と春名。春名が自分のことを「僕」と言うことに、疑問を持ったレッド吉田は「僕っていうの?」と尋ねると、春名は「僕って言いますけど、女の子ですよ」とさっぱり回答。たまらずレッド吉田が「女の子なのに僕って言ったから、突っ込んだんですけど、駄目でしょうか」と返すと、春名は「そういう事をいうと面白くなくなってしまうので、言わないほうがよろしいかと思います」と逆に突っ込んでいた。

1日こども館長に就任した春名は、出題された恐竜クイズに見事全問正解。何事も完璧にこなす春名に恥をかかせたいレッド吉田は「この科学館内にトイレはいくつあるでしょう? 恐竜のことは知っていてすごいですけど、館長として館内のことは知っておくべきですよね」と恐竜とは全く関係のないクイズを出題。春名は一瞬黙り込み、「それはこの映画に関係ないじゃないですか」と言うと急に泣き出してしまう。会場に流れる不穏な空気。するとレッドは「ごめんなさい。え、泣いてるの?」と突然の事態に焦り、「てくてくてくてく、今何時、ひじ!」と渾身のギャグを披露するも状況は変わらず。

映画の感想を「社会の厳しさが詰め込まれている映画だと思いました。いろんな困難を乗り越えないといけないという事を学びました」と語った春名

すると春名は「もう、得意の早泣きですよ!」と芝居であることを説明。「そんなことできるの!」と驚くレッド吉田に対し、春名は「"のうりょうわらわらなき"という技です(右脳と左脳の間にある"のうりょう"を混乱されることによって泣く方法)」と、またまたさっぱりと受け答えた。

同作の舞台は、8千万年前の白亜紀の恐竜時代。タルボサウルスのパッチを主人公に、その時代に生きた恐竜たちを大迫力の映像で描いた。出演する恐竜も17種類80頭という映画史上最多の数を誇り、タルボサウルス、ティラノサウルスといったメジャー恐竜はもちろん、アジアで発見された珍しい種類まで世界各国の恐竜が大集合する。