アシストは9月26日、BIツール「WebFOCUS」(米Information Builders開発)の新バージョン「WebFOCUS 8」を発売すると発表した。

WebFOCUSは、全社規模で幅広く情報を活用するための仕組み「オペレーショナルBI」を実現するツール。新バージョンでは、新たにHTML5に対応し、開発時に作成したレポートをiPadなどのタブレット端末やスマートフォンなどのデバイスに配布可能な「ワンソース・マルチデバイス」を実現する。

また、自由検索機能を提供する「インフォアシスト」は、より複雑なレポートやグラフを作成するために機能強化されたことに加え、ユーザ自身が必要なレポートを組み合わせ美しく洗練されたポータルとして活用できるポータル機能も強化。

「WebFOCUS 8」ユーザ・ポータル作成イメージ

さらに、セキュリティ面についても、リポジトリ・データベースによる管理となり、リポジトリ内のすべてのリソースに対してロール・ベースによるアクセス制御が可能になるなど、WebFOCUSを利用した情報活用環境が改善された。

本バージョンの日本語版の提供開始は12月末を予定しており、アシストでは情報活用分野における主力製品としてWebFOCUSを積極的に提案していく。